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こんにちは、つれです。
唐揚げを作ろうと鶏もも肉を切っていると、身は切れたのに、皮だけびろーんとつながっている……。ありますよね、これ。
「いや、そこも一緒に切れてくれよ……」と、つい言いたくなります(笑)。何度も包丁を動かしているうちに、お肉までぐにゃっとなるんですよね。
そこで、いきなり包丁を買い替える前に。まずは鶏肉の置き方と切り方、それでもダメなら包丁の切れ味。 この順番で見てみませんか? 今の包丁で、まだできることがあるかもしれません。
今回は「鶏皮が包丁で切れない!」をどうにかするために、切り方のコツから砥石の選び方まで、つれなりに整理してみました。
「皮が伸びるだけで切れない」「鶏肉を切るたびに皮一枚だけ残る」という方は、まず次の方法を試してみてください。
まずはこの3つ。力を入れる前に!
- 表面の水分を拭き、皮を広げる
- 皮付きの肉は皮目を下にして安定させる
- 真下へ押すだけでなく、刃を滑らせて切る
改善しなければ、研ぎ直しの目安を確認しましょう。
すでに試していて、包丁の手入れから始めたい方は、こちらをどうぞ。
鶏皮が包丁で切れないときに確認したい3つの原因
ひとことで「切れない」といっても、皮が逃げているのか、包丁の刃が入らないのかで、やることが少し違うんですよね。まずは、この3つを見てみましょう。
皮が滑る・伸びる|肉が安定していない
鶏皮には弾力があり、水分や脂で滑りやすくなっています。皮が折れ重なっていたり、肉がまな板の上で動いたりすると、刃を当てても皮が伸びて逃げることがあります。
特に「身は切れるのに、最後に皮だけつながる」という場合は、皮が肉の下へ巻き込まれていないか確認してみてください。
ここで、さらに力を入れたくなるんですが……まずは皮を広げて、お肉が動かないようにするところからです。
包丁で押すと肉がつぶれる|真下へ押し込んでいる
真上から力をかけるだけでは、皮が切れる前に柔らかい身をつぶしてしまうことがあります。
「押してるのに切れない!」というときは、真下にぐいぐい力をかけていないか見てみてください。刃の長さを使って、前後にすっと動かすイメージです。
ただし、切れ味が大きく落ちている場合は、切り方だけでは改善しにくくなります。
以前より切りにくい|包丁の切れ味が落ちている
同じ包丁と切り方なのに、最近は余計な力が必要になった。鶏皮に加えて、トマトの皮にも刃が入りにくくなった。
そんな変化があれば、刃先の摩耗などで切れ味が落ちている可能性があります。
見た目はきれいでも、刃先は少しずつ変わります。「まだ新しいのに」「そこそこ高かったのに」と思っても、切りにくさを感じたら、お手入れのタイミングかもしれません。
まず試したい!鶏皮を切りやすくする4つのコツ
まずは、お金をかけずにできるところから。まー、ちょっとしたことなんですが、先にここを整えてみてください。
鶏肉の水分を拭き、まな板を固定する
鶏肉の表面に水分やドリップが残っていたら、キッチンペーパーで押さえるように拭き取ります。
まな板も動かない状態にしてください。ぐらつく場合は、清潔な濡れ布巾や対応する滑り止めを下に敷きます。包丁の柄や押さえる手が脂で滑るときは、洗って水気を拭いてから再開しましょう。
お肉も、まな板も、手元も滑らない。 当たり前に見えますが、ここがぐらぐらだと、切るほうも落ち着きませんよね。
鶏もも肉は皮を広げ、皮目を下にする
皮付きの鶏もも肉や鶏むね肉を切り分けるなら、まず皮目を下にしてみてください。身から刃を入れ、最後に皮まで切り切る形です。
キッコーマンの調理解説でも、切り分けるときは皮目を下にすると包丁が入りやすいと紹介されています。[1]
皮が内側に折れ込んでいたら、先に広げます。皮だけを切る場合も重ねず平らにし、刃が進む位置から指を離して押さえましょう。
刃渡りを使い、滑らせて切る
真下に押し込むだけでなく、刃を前後に滑らせて切ります。
小刻みに何度も往復させるより、刃を動かせる広さを確保し、肉が動かないように安定させましょう。
それでも皮が伸びるだけなら、さらに力を加えるのはやめて、包丁の切れ味を確認してください。
鶏肉は冷えた状態で切る
必要な分だけ冷蔵庫から取り出し、冷えているうちに下ごしらえします。作業中にぬるくなって柔らかくなった場合は、いったん冷蔵庫へ戻しましょう。
冷凍肉は冷蔵庫で解凍し、硬い凍結部分が残っている状態で、非対応の包丁を無理に入れないでください。
ただ、冷やせば何でも解決!というわけでもありません。扱いやすくする工夫と、包丁のお手入れは、両方考えておきたいところです。
それでも皮だけつながるなら、買い替える前に研ぎ直しを
「拭いた。置き方も変えた。でも、やっぱり切れない……」。そこまで試したら、今度は包丁のお手入れを考えてみましょう。
「切れない包丁=寿命」とは限らない
切れ味が落ちただけで、研ぎ直しが可能な状態なら、刃先を整えることで改善する可能性があります。
せっかく新しい包丁を買っても、使い続ければ、いずれはお手入れが必要になります。だったら、今の1本を研いでみるのもいいですよね。
だから、まず考えたいのは「今の包丁を研ぎ直せるか」ということ。大きな欠けや亀裂、柄のぐらつきがあれば、使用前にメーカーや専門店へ相談してください。
砥石・簡易シャープナー・研ぎ直しサービスはどう選ぶ?
自分で包丁の手入れを覚えたいなら、砥石を使う方法があります。ただ、買ったらすぐ誰でもスパスパ!とまでは言えません。角度を保つ練習も、後片づけもあります。ここは先にお伝えしておきますね。
| 方法 | 選ぶ目安・確認すること |
|---|---|
| 砥石 | 自分で手入れを覚えたい人。包丁との適合・固定方法・使い方を確認。 |
| 簡易シャープナー | 手軽に手入れしたい人。対応する素材・刃の形を確認。 |
| 研ぎ直しサービス | 研ぐ時間が取れない人、状態が分からない人。料金・納期・対応する包丁を確認。 |
「今回の調理を進めたい」という場合は、生肉の切断に対応したキッチンばさみも選択肢です。使用後に十分洗える製品を、説明書に従って使ってください。
初心者向けの砥石3選|シャプトン・キング・實光を比較
砥石って、調べると数字も種類もいろいろ出てきますよね。つれとしては、まず普段の包丁に使えて、準備や片づけも無理なく続けられるかで選ぶのがいいと思います。
今回は、シャプトン・キング・實光の公式情報をもとに、始めるときの選択肢を3つに絞りました。使い比べたランキングではなく、「自分ならどれが続けやすいかな?」という目線で見てみてください。
比較表|自分に合う砥石はどれ?
| 商品・番手 | 選ぶ目安・確認すること |
|---|---|
シャプトン 刃の黒幕 ブルー #1500 | 1本で始めたい人へ 吸水待ちを減らしたい人の候補。包丁との適合・ケースの使い方を確認。 |
キングデラックス No.1000 | 基本の中砥石から始めたい人へ 固定台・吸水方法・送料込みの合計金額を確認。 |
實光 中砥石 #1000 | 専門店の解説を参考にしたい人へ 単品とセットの付属品を確認。 |
「まず1本で始めたい。で、結局どれ?」という方には、つれならシャプトンの「刃の黒幕ブルー #1500」から見てもらいたいです。 メーカー自身が、家庭用包丁を1本の砥石で研ぐ場合に勧めているので、選ぶ理由が分かりやすいんですよね。[2]
一方、キングと實光にも基本の#1000があります。包丁への適合と必要な道具を確認し、合計金額まで見て選びましょう。
シャプトン 刃の黒幕 ブルー #1500|まず1本で始めたいなら
「最初から何種類も砥石をそろえるのは大変。まずは1本から始めたい」
そんな方に見てもらいたいのが、このブルー #1500です。
シャプトンは公式FAQで、一般家庭の包丁を砥石1本で研ぐ場合に、ブルー#1500を勧めています。また事前の浸水は不要と案内し、初回は5~6分水に浸すと、より滑らかな研ぎ感が得られると説明しています。[2]
研ぐ前に水へ浸して待つ手間を減らせるのは、続けるうえでうれしいところですよね。ただし、水を使わずに研ぐという意味ではありません。使い方は説明書に沿ってくださいね。
こんな方に向いています
- 家庭用包丁の手入れを、まず1本の砥石で始めたい
- 研ぐ前の準備を簡単にしたい
- 公式の用途案内に沿って選びたい
買う前に、ここだけチェック
包丁の素材と刃の形への適合、ケースの使用方法を確認してください。「1本で始める」は、どんな損傷も1本で直せるという意味ではありません。大きな欠けは専門店へ相談しましょう。
キングデラックス No.1000|基本の中砥石から始めるなら
「まずは普段の研ぎ直しに使う、基本の砥石を選びたい」
そう考えている方には、キングデラックスNo.1000も見てほしいところです。
番手は#1000、サイズは207×66×34mmの中仕上げ用砥石です。キングの公式FAQでも、最初に選ぶ候補として紹介されています。[3][4]
この「#1000」は砥石の粗さを表す数字で、普段の研ぎ直しに使う「中砥石」のひとつです。名前はちょっと専門的ですが、まずは日常のお手入れ用、と考えると分かりやすいと思います。
こんな方に向いています
- 普段の手入れ用の#1000から始めたい
- 固定台など、必要なものを確認してそろえたい
- 初期費用を、送料や道具を含めて比較したい
買う前に、ここだけチェック
寸法と台の有無、説明書の吸水・乾燥方法を確認します。価格を重視する場合も、砥石単体だけでなく、必要な道具と送料まで含めて比較しましょう。
實光 中砥石 #1000|使い方の解説も見ながら選ぶなら
「道具だけでなく、使い方も確認しながら包丁研ぎを覚えたい」
そんな方は、實光(じっこう)の中砥石 #1000も見てみてください。
公式の商品案内では普段使いの砥石とされ、サイズは207×66×34mm。實光は両刃包丁の研ぎ方を写真や動画でも公開しています。[5][6]
この解説、買う前でも見られます。「砥石って難しそう……」と思っているなら、先に動画を見てみるのもいいですよ。やることが見えると、買うかどうかも考えやすいですからね。
こんな方に向いています
- 普段の手入れ用の中砥石を探している
- 包丁専門店の公式解説を参考にしたい
- 単品と道具付きセットを比較して選びたい
買う前に、ここだけチェック
標準の中砥石か別シリーズか、単品とセットで何が付属するかを確認してください。吸水と保管も、購入した型番の説明書に従います。
買う前に確認!砥石ひとつで包丁を研げる?
「買っても、ほかの道具がないと使えないのでは?」
せっかく買ったのに「これも必要だったの?」となるのは避けたいですよね。商品によって付属品が違うので、ここだけは先に見ておきましょう。砥石だけの値段ではなく、必要な道具と送料まで含めて比べる。 ここ、大事です。
砥石を固定する環境と水を用意する
砥石が滑る状態では安定して研げません。付属ケースや固定台など、商品が指定する方法で設置します。
水を用意し、周囲に食材を置かず、包丁を動かせる場所を確保してください。商品に台が含まれていれば、別に購入する必要がない場合もあります。
砥石そのものにも「面直し」が必要になる
砥石を使ううちに表面がへこむことがあります。その面を平らに戻す手入れが「面直し」です。
へこんだ面では刃を一定に当てにくくなるため、対応する修正砥石などの案内を確認しておきましょう。
最初から、あれもこれもそろえなくて大丈夫です。ただ「包丁を手入れする砥石も、お手入れが必要なんだな」ということは、頭の片隅に置いておいてくださいね。
手持ちの包丁に使えるかを確認する
この記事の基本説明は、一般的な金属製の両刃包丁を想定しています。
セラミック包丁、波刃包丁、片刃包丁などは、同じ砥石や手順で扱えない場合があります。包丁の説明書も確認し、判断できなければメーカーへ問い合わせてください。
初めてでも流れが分かる!砥石で包丁を研ぐ基本
「で、どうやって研ぐの?」という方へ、まずは大まかな流れを。最初は角度を保つ練習が必要ですが、いきなり全部覚えようとしなくて大丈夫です。細かな手順は、使う包丁と砥石の説明書を見ながら進めてくださいね。
①説明書どおりに準備して、砥石を固定する
吸水が必要な製品は指定どおりに準備します。砥石を動かないように設置し、表面がへこんでいる場合は面直しをしてから使います。
ここは商品によって違うところです。「砥石だから、とりあえず長く水につけておこう」は避けて、説明書を見てくださいね。
②包丁に合う角度を保ち、刃元から切っ先まで研ぐ
強く削るより、刃先が砥石へ当たる角度を安定させることを意識します。
角度や左右の研ぎ方は包丁の刃付けによって異なります。すべての包丁を同じ角度、左右同じ回数で研げばよいわけではありません。
初めてなら、メーカーの動画で持ち方と動きを確認しましょう。實光の公式サイトにも両刃包丁の解説があります。[6]
③バリを整え、包丁を洗って水気を拭く
研ぐと刃先に薄い金属のめくれが生じます。これが「バリ」「かえり」です。メーカーの手順に従って取り除きます。
「10回やったから、はい完成!」とはいかないのが、少し難しいところ。回数だけでなく、刃先の状態を見ながら進めることが大切です。
最後に研ぎかすをよく洗い流し、水気を拭き取ります。砥石も指定どおりに洗い、乾燥・保管してください。自分で進めるのが難しい場合は、研ぎ直しサービスへ相談して大丈夫です。
鶏皮が切れないときによくある質問
三徳包丁でも鶏皮は切れる?
はい、三徳包丁でも切れますよ。まずは刃先が整っているかと、お肉が動かずに切れるかを見てみてください。
鶏皮用の包丁を買う前に、今の包丁の切れ味と切り方を確認してみてください。
#1000と#1500はどちらがいい?
仕上げ砥石も最初から必要?
必ずしも、最初から何種類もそろえる必要はありません。普段の調理で必要な切れ味と、メーカーが案内する組み合わせを基準にします。
まず基本の研ぎ方を覚え、必要に応じて追加を検討しましょう。大きな欠けの修正は、仕上げ砥石を足せば済む問題ではありません。
研いだのに鶏皮が切れないのはなぜ?
刃先まで研げていない、バリが残っている、砥石の面がへこんでいるなどが考えられます。
肉が滑る、皮が折れ込むといった作業側の問題も確認してください。改善しなければ、専門店に状態を見てもらう方法があります。
包丁はどれくらいの頻度で研ぐ?
これは、どれくらい使うかや包丁の素材などで変わります。毎日たくさん切る人と、たまに使う人では違いますよね。
「以前より皮に刃が入りにくい」「余計な力が必要になった」といった変化を目安にしましょう。日数だけで一律に決める必要はありません。
キッチンばさみで切るだけでもいい?
はい。目的が鶏肉を切り分けることなら、生肉に対応したキッチンばさみも選択肢です。
包丁でほかの食材も切りにくくなっているなら、包丁の手入れも別に検討してください。使い分けて問題ありません。
まとめ|切り方を見直し、それでも切れない包丁は手入れしよう
つれのまとめ|買い替える前に、できることから
鶏皮一枚つながるだけで、下ごしらえがちっとも進まない。小さなことに見えて、なかなか困るんですよね。
まずは水分を拭いて、皮を広げて、刃をすっと滑らせてみる。それでもダメなら、包丁を買い替える前に研ぎ直しを。つれとしては、この順番で考えるのがいいと思います。
「まず1本で始めたい」なら、シャプトンの「刃の黒幕ブルー #1500」から見てみてください。 基本の #1000から考えたい方は、キングや實光も見比べてみるといいと思います。
あとは、家の包丁に使えるか、必要な道具が付いているかを見て、自分が続けやすそうなものを選んでくださいね。鶏皮と格闘する時間が、少しでも減りますように。
参考資料・メーカー公式情報
[2] シャプトン|公式FAQ
[3] キング砥石|公式FAQ
[4] 松永トイシ|キングデラックス
[5] 實光|中砥石 #1000
[6] 實光|両刃包丁の研ぎ方
製品情報は2026年10月17日確認。購入前に販売先の仕様・付属品・対応する包丁をご確認ください。